番号:RX-134
発売日:2017-07-19
楽曲「愛はハリネズミのように」からインスパイアされた住野よる氏の書き下ろし掌編小説「DOPELAND」が収められる、アルバム「Fabula Fibula」のスピンオフ作品。2017年3月に発売されたBIGMAMA通算7枚目となるアルバム「Fabula Fibula」のブックレットには楽曲ごとに架空の街のストーリーが掲載されていました。アルバムのラストに収録されていた楽曲「愛はハリネズミのように」のテーマは「幻覚の島<ドープランド>」。今シングルは「幻覚の島<ドープランド>」に焦点をあてた、コンセプチュアルなスピンオフ作品。「愛はハリネズミのように」と新曲2曲の計3曲が収録され、ブックレットには小説「君の膵臓を食べたい」で知られる小説家の住野よる氏が「愛はハリネズミのように」からインスパイアを受けて書き下ろした掌編小説「DOPELAND」が収められている。ぜひ掌編小説「DOPELAND」共に、BIGMAMAの音楽を深く体感してほしい。-音楽の何が素晴らしいかって、想像力を掻き立ててくれるところである。誰かのために、自分のために作ったはずの音楽が、全く関係のないある人の人生の主題歌にも、忘れられない思い出の場面のBGMにもなってしまったりして、それは聴く人の、何人にも侵されることのない権利なのである。そして文学もまた想像力を飛躍させる、とっておきの飛び道具だ。その二つを掛け合わせることが出来なたなら、その二つの想像力を掛け合わせることが出来たなら、現実の遥か彼方まで逃避行することが出来るのではなかろうか。BIGMAMAの音楽と、住野よるさんの文章で、あなたの想像を、まだ誰も辿り着いていない景色までお連れしたい。また本屋さんとCD SHOPを繋ぐような、そんな一枚になると本望です。
曲目リスト