番号:EWCD-117
発売日:2006-10-10
UAとのコラボレーション、そしてモロッコへの取材旅行を経て遂に完成した菊地成孔の最新作は、傑作『南米のエリザベス・テイラー』のステージアクト用に結成された、バンドネオン、ハープ、弦楽四重奏団にツイン・パーカッションという特異な12人編成のスモール・オーケストラ「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」名義による2枚組み!本作では、菊地とアレンジャー中島ノブユキがそれぞれ作曲したシルキーなストリングスアレンジと暴力的なまでに激しいグルーブを繰り出すパーカッションがフィーチャーされた2つの組曲、ミッシェル・ルグランの夢遊病的な映画音楽、細野晴臣の『ファム・ファタール』、後期ウェザーリポートの名曲『プラザ・レアル』などを収録し、危険なまでにエキゾチックかつ、過剰にロマンティークな菊地成孔の世界が表現された。本作のコンセプトともなった「熱病」について記述した長文のライナーノーツも必読のクオリティ!
曲目リスト